連合会案内パンフレット
一般社団法人日本臨床検査薬卸連合会 会長 中村 和彦

一般社団法人日本臨床検査薬卸連合会 

会長 中村 和彦 

 令和4年6月2日定時会員総会後の理事会にて、一般社団法人日本臨床検査薬卸連合会の代表理事会長職に選任され就任いたしました、京都和光純薬株式会社の中村和彦でございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。就任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 当会の前身である「日本臨床検査薬卸協議会」は1988年(昭和63年)に消費税法の施行に関する卸間のカルテルの届け出がきっかけとなり、日本の各地域(北海道・東北・関東・甲信越・中部・近畿・中四国・九州)の臨床検査薬の販売に携わる卸によって組織化されました。
翌年、1989(平成元)年4月1日に消費税が3%で施行され、1990(平成2)年11月、各地域の会員会社が結集し「日本臨床検査薬卸協議会」の設立総会を開催しました。
初代会長に、印正司氏(故人)(正晃化学薬品 現:正晃梶jが就任。
二代会長は、江川達夫氏(東海薬品 現:鞄栄東海)が就任。
三代会長は、東康夫氏(東北化学薬品梶jが就任。
四代会長は、渡辺和俊氏(滑ヨ薬)が就任。
2012(平成24)年6月、定時総会にて「日本臨床検査薬卸連合会」に改称。
2012(平成24)年11月「一般社団法人日本臨床検査薬卸連合会」に念願の「法人登記」が完了。
五代会長は、坂牧昇氏(鞄栄東海)が就任。
私は、江川会長時代の2002(平成14)年度から近畿地区から理事として参画し、主に近畿地区の取り纏め役を担い、当時の課題でした「試薬リース」の改善に取り組み、その後は近畿2府4県の災害協定の調印を進めてまいりました。

 さて、近年、我が国も含め世界的に地震や異常気象に伴う大規模災害が多くの地域で発生しております。当連合会ではそのような災害時に地域貢献活動として「大規模災害時における臨床検査薬の供給に関する協定書」の締結を推進してまいりました。この協定書締結推進活動は、私たち地域卸の重要な使命であると考え、今後も各団体とともに力を入れていく所存でございます。
また数年前から全世界に猛威を振るっている「新型コロナウイルス」により全世界的に急速に経済は悪化し、臨床検査薬の部材供給が滞る事態までとなり、慢性的な欠品状況や品薄状況であります。
今後、当連合会の取り組むべき中核的な活動として、
1、会員利益の確保の追求
2、臨床検査薬の品質保持を担保した流通の健全化
3、臨床検査薬関連団体との情報意見交換及び共有化
これらを主として事業活動を行ってまいります。

 会員の皆様には、臨床検査薬卸業界の向上発展のため、これまで以上のご支援、ご協力を賜ります様、お願い申し上げるとともに会員各社のますますのご発展を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。


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